一カ月以内にプラチンブリーに訪れた方で被爆の症状がある方は病院へ。セシウム137はすでに溶解。工場は閉鎖に。

3月20日、プラチンブリー県知事は記者会見で、昨日発見された放射線物質からセシウム137がすでに溶解されていることが判明したため、カビンブリー工業団地にある鋳造工場の約70人の従業員と工場の近くに住む一部の人々らは、保健当局によって健康診断を受けています。

当局は、鋳造所で放射線を検出した後、工場を閉鎖するよう命じ、許可されていない人員への立ち入り禁止を宣言しました。

知事は、現場で検出された放射線は、シマハポート地区の発電所から行方不明になった鋼鉄官から漏れ出したセシウム137だろうと結論づけています。
セシウム137は、自然界には存在しない物質です。

発見時点で、シリンダーとその放射性物質は、他の金属スクラップと一緒に炉内ですでに溶解されていると言われています。
そのため、プラントを閉鎖し立ち入り禁止を宣言する決定が下されましたが、セシウム-137の痕跡が検出された約10メートルの領域では放射線は検出されなかったと知事は付け加えています。

一方、警察は、セシウム137の保管に責任を負うすべての人々が尋問され、発電所から行方不明になった経緯を明らかにすると述べています。
盗み出した犯人の特定などに繋がれば、5万バーツの報奨金の用意もあるとされています。

県の衛生当局は、過去1か月間の県内のすべての病院での治療記録のチェックを命じ、放射線被ばくによって引き起こされた可能性のある症状の患者がいるかどうかを調べるよう命じています。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る