タイの麻薬所持に関する罪が多少、重くなるようです。多少ですが…。

公衆衛生大臣のアヌティン氏は、複数のメタンフェタミン錠剤(覚せい剤)を所持していていた場合、これまでは個人的な麻薬所持として扱われていましたが、より重い「麻薬密売人」として罪に問われるとする大臣令に署名する準備ができています。

アヌティン大臣は、人身売買犯罪と同様に見なされる、個人が所持した覚せい剤の量をこれまでの15錠以上から2錠以上に削減することが、関係機関の間で広く議論されていると述べています。

下限が刑務所の過密につながる可能性があるという議論について、公衆衛生大臣はそのような懸念は無関係であると述べ、問題に対処するために法律をより厳しくする必要があると指摘しています。

それにもかかわらず、同省は麻薬中毒者の更生のためにより多くの資金を見つけなければならないと述べます。

現在の麻薬法では、15錠以上のメタンフェタミン ピルの所持は密売を目的とした所持とみなされ、罰則は4年から終身刑、および40万から50万バーツの罰金またはその両方に科せられます。

現在、15錠未満の所持者は「患者」とみなされ、リハビリテーション施設に送られています。

麻薬所持者は自分だけでなく、周りをも麻薬の世界に巻き込み、また事件を繰り返します。
もっと厳罰、極刑も辞さない覚悟で取り組まないと、これだけタイの社会に麻薬が根をはってしまってはまともな人間がそもそもいなくなってしまうかもしれません。

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