大手財閥傘下のフレイザーズが、コンドミニアム開発に参入。中国人需要に有望性。

1月18日、フレイザーズプロパティ(Frasers Property Home)は、2023年の収益目標である130億バーツを達成するために、コンドミニアム市場に参入すると発表しました。

同社のレジデンシャル プロパティのCEOであるSaenphin氏は記者会見で、業界の成長傾向が有望であるため、コンドミニアム開発に着手すると語ります。

同氏は、同社は価格と場所に焦点を当てると述べています。
コンドミニアム販売の主なターゲットである若い労働者からの需要を引き出すために、価格はユニットあたり300万から500万バーツの範囲になるだろうと述べています。

各プロジェクトは、BTSスカイトレインや地下鉄の駅、デパートやショッピングモールから300メートル以内に位置すると述べています。

フレイザーズプロパティの最初のコンドミニアムプロジェクトは、ラチャダー通りに位置し、今年半ばにも販売が開始されます。

さらに数年のうちに、ラップラオやラムイントラ、チャランサニットウォン通りに建設が予定されていると言います。

そして、一戸建て住宅にも目を向けます。
豪華でプライバシー性の高い一戸建ては、プレミアムセグメントグループに引き続きターゲットを当てます。
価格は1,500万から1億5,000万バーツの購入者グループです。

フレイザーズは、2023年、総額175億バーツを超える11の新しいプロジェクトを立ち上げる予定です。
それらは、7つの高級戸建住宅プロジェクト、2つのタウンハウスプロジェクト、1つの半戸建て住宅プロジェクト、および 1つのコンドミニアムプロジェクトで構成されています。

同社は今年14%の成長、130 億バーツの収益目標を達成するだろうと同氏は語ります。
その収益の内訳は、一戸建て住宅の割合が最も多く(39%)、タウンハウス(32%)がそれに続きます。

同社はバンコク以外の新しい場所も検討しています。
東部経済回廊が急速に発展している東部で、さらに土地を収用していく計画があると言います。

Frasers Property Home (Thailand) は、グローバル総合不動産会社である Frasers Property Group の子会社です。
さらに言えば、フレイザーズは、タイの大手財閥TCC傘下の不動産セクションでもあります。

Frasers Property Home (Thailand) は、主に豪華な一戸建て住宅の販売を通じて、2022年の純利益が63%増加し、14億 7000万バーツ計上しています。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る