今回も「金持ち裁かれず」で終わるのか? タイで大炎上中の交通事故について。

タイは伝統的に「金持ち裁かれず」と言われ続けてきました。

1月11日、タイ警察は、スタット・シワーピロムラート氏に対して実施された血液検査で、彼の血液中のアルコール濃度に違法性はなかったと発表しました。
ただしこの検査は、午前0時30分に発生した事故から3時間以上経過してから実施されています。

スタット氏は7つの企業の幹部であり、有名な政治献金者でした。

警察病院で午前4時過ぎに実施されたこの検査では、彼の血中アルコール濃度は100ミリあたり20mgであり、法定違反である50mgよりも低いことが判明しました。

現在タイで大騒動となっているこの事故は、1月8日日曜日の午前0時30分にチャルームマハナコン高速道路で発生しました。

スタット氏はスクサワットからディンデーンまで約9キロをベントレーで走行中、家族6人を乗せたパジェロSUVに追突事故を起こしました。
衝突の威力でSUVは横転し、家族4人が負傷しています。

スタット氏は現場での飲酒検査を拒否し、それを警察が容認したため、億万長者に寛大であると評判のタイ警察に対し、タイネット界では大炎上しました。

スタット氏の言い分としては、当時胸の痛みがひどく、呼気中のアルコールを検出する装置に息を吹き込むことができなかったと言います。

その結果、警察は午前4時に血液検査のために彼を警察病院に連れて行きました。

スタット氏の車内には、高級な酒便があったとも伝えられています。

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