「激辛壺ニラもやし」も完全再現。『らあめん花月嵐』サイアムスクエアワンに堂々オープン!
- 2022/12/22
- 日本料理
元祖背脂チャッチャ系とも言われた『らあめん花月嵐』のタイ1号店が、12月22日バンコクの中心地サイアム駅直結の「サイアム スクエア ワン」にオープンしました。
日本の3大ラーメン店の一つと言う触れ込みで「タイ入り」した兼ね合いもあり、団体様からお一人様まで初日から行列の絶えない状態でした。
さあ、有名店のその味がタイでも再現されているか、実際に食べてみましょう。
店舗内はそれほど広くはありません。
6人掛けのテーブルが5卓、カウンター席が8席ほどでしたでしょうか。
カウンター席の回転が良かったので、お一人様かお二人様くらいでお越しになるのが良いかもしれません。
タイ人は比較的大勢で来ることが多いので、それですと今は待たされる可能性が高いです。
それほどの人気ぶりですから。
若者文化の発信地でもあるサイアムのど真ん中なので、コスプレして食べに来ている団体がいました(笑)。
メインメニューは大きく分けて7種類。
場所柄か女性客が多く、145バーツのSサイズのラーメンを注文する人が多く見受けました。
タイ人には、日本の普通盛りのラーメン大きすぎるみたいですね。
と思えば、Sサイズを2杯食べる人もいて、思い思いに日本のラーメンを楽しんでいるようでした。
先ずはオーソドックスに「嵐げんこつらあめん」レギューラサイズを注文。
これこれ!
がつーんと、こってり来そうな感じ。
胃袋が絶対満足するやつ。
チャーシュー2枚に海苔とメンマに卵。
具材のバランスもグッド!
いっただっきまーす!
おお一口目、マジで感動した。
これだよ、これ、タイのラーメン屋に欲しかった味。
背脂で脂っこいはずなのに、何故か口の中がべとつかない。
レギュラーサイズでも185バーツなんだから、300バーツも400バーツも出して、他のラーメン屋行く意味ある?
チャーシューも味が染みわたっていました。
調味料も日本のスタイルをそのまま導入。
『らあめん花月嵐』と言えば、「激辛壺ニラもやし」ですね。
タイ人客にはまだ浸透していないようですが、なんとか辛い味付けに使用と奮闘していた隣のOLさんに教えてあげちゃいました。
うわあ、めっちゃ辛そう。
でも美味いんだよなあ、これ。
とりあえず、少しづつ試しながら味変して行きます。
正直この一杯で十分幸せだったのですが、サイアム周辺は行ける時しか行かないので、ここぞとばかりもう一杯!
そんな時に、Sサイズがあるのはありがたいですね~。
今度は「豚そば銀次郎」(S)を注文しました。
これは私が日本にいた頃の『らあめん花月嵐』にはなかったメニューです。(今は主力商品だそうです)
なので、銀次郎とは初対決です。
おお、前情報なしに食べたら、意外なお味。
豚そばというくらいだから、豚骨系なのかと思いきや、スープを飲んだ瞬間鼻の奥から広がる節系の香り。
とんこつと魚介系のダブルスープなんだそうです。
こっちの方が、個人的には毎日食べたい味かも。
「嵐げんこつらあめん」は、急に発作のように食べたくなる時がありますが、「豚そば銀次郎」は一日一杯食べたくなる味です。
やっぱ、Sサイズあってよかったわあ。
レギュラーしかなかったら、一杯で諦めて帰ったところでした。
しかもSサイズなのに、チャーシュー2枚あるってどういうこと?
タイ人客も、チャーシューが何枚入っているか、気にしている人がいました。
重要ですからね。
もうこれは、即効チェーン展開して欲しいレベルですね。
恐らくその点は、早めに解決することでしょう。
なにせ、セントラルレストランツグループが運営していますので。
数か月、このサイアムスクエアワン店で様子をみて、一気に増えるような気がします。
日本からも「スミダ」スーパーバイザーが立ち上げを手伝いに来てくれていました。
基本はその奥の二人のタイ人が、日本で修行してゴーサインが出ているとのことで、切り盛りしてくれるそうです。
「スミダ」SVは、中国でも立ち上げを行った人物で、調味料は現地のものを使用しているとのことですが、醤油だけは日本と同じものが手に入らないので、全く同じにはならなかったと言っていました。
素人目には、全く分かりませんでしたが(笑)
とりあえず、ラーメン好きは即効行くべし!です。
※場所などは過去記事から