トリックアートで野生動物を救え! カオヤイ国立公園内で3Dトリックアートを利用したプロジェクトが開始。

キャンプ場とカオヤイ国立公園は TOAペイントと協力して、幻の3Dトリックアートを利用した「テント ペイント ストリート」プロジェクトを開始し、国立公園での動物たちの交通事故率の削減と防止に役立てています。 

カオヤイ国立公園小さなものから大きなものまで、多数の野生動物の宝庫です。
キジ、ヘビ、サル、シカ、ホエジカ、スターキャット、ガウル、トラ、ゾウなど、公園の境界を道路が横切っているエリアでは、自動車による交通事故死が絶えません。

データによりますと、毎年1万匹以上の野生動物が保護区で車にはねられ死亡しています。
それが、仮想的で幻想的な 3D アート ペインティングを使用した「テント ペイント ストリート」プロジェクトの開始につながりました。
自動車事故による野生生物の損失を減らすのに役立つことを願っています。

アーティスト、イラストレーター、アート作家である「ナムノイ」さんが今回、3Dペインティングをデザインすることになりました。

サラブリー、ナコンラチャシーマー、プラチンブリー、ナコンナヨックの4つの県にまたがる約 2,168 平方キロメートルの面積を擁するこの自然公園は、多くの重要で希少な絶滅危惧種たちの大きな家のような場所です。
タイで最も豊富な野生生物保護地域の1つと考えられています。
アジアゾウ、ガウル、シロテテナガザル、クラウンテナガザル、サンバージカ、サイチョウなど、280 種以上の鳥類、多数の昆虫や爬虫類など、ほぼすべての熱帯野生生物に適した生息地と食料源があります。

しかし同時にこの地域では、非常に頻繁に発生する交通事故により、野生生物の損失が問題視されています。

このような3Dペイントが 路上での不注意な事故から野生生物を救うことができ、自然を維持して持続可能なバランスを取り戻すのに役立つと考えられています。

 

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