タイでも動物の放し飼いはご法度です。他人をケガさせれば罰金や禁固刑も。

タイの法律では、飼い主に犬を常に拘束しておく義務を課しています。

それにもかかわらず、タイの飼い主は犬をリードに繋げず野放しにしているため、子供が噛まれるなどの事件が頻発しています。

特にピットブル犬に関連する事件が急増していることについて、懸念が高まっています。
タイ王立警察は11月5日、タイのすべての犬の所有者、特にピットブル種を飼っている人々に警告を発し、犬を適切に扱うと同時に、犬を確実に管理し拘束する法的責任を果たすよう警告しました。

10月23日、ナコンラチャシーマーに住む67歳の男性が、ピットブル犬に襲われて命を落としました。
またその数日後、別の場所で子供がピットブルの雑種に噛まれ重傷を負うなど、全国各地で事件が頻発しています。

動物の所有者が過失により他人を死に至らしめた場合、最高で10年の懲役が科せられる可能性があります。
怪我をさせた場合でも、所有者は最高3年の懲役と、最高6万バーツの罰金またはその両方に科せられる可能性があります。

タイ在住の日本人の方でも、動物を飼われている方は同条件ですので、十分にご注意下さい。

犬は犬なりに一生懸命生きていると思いますが、人間が作った法律などはしりません。
これは全て飼い主の責任であることを改めてご確認下さい。

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