【タイ】外国人土地取得法案、棚上げか?! 相次ぐ国民の反発に内務大臣の発言がトーンダウン。

タイ内務大臣は、外国人による土地取得の提案は、タイ国民が同意しない場合は取り消す用意があると発言しています。

11月3日、外国の土地所有に関する会議が議会で開催されました。

アヌポン内務大臣は、この問題はまだ国家評議会のプロセスにあると答えています。
同氏は、政府が投資額を1億バーツに増やす、投資期間を3年から10年に変更するなど、いくつかの規則を変更する可能性があると述べました。
それでも人々が同意しない場合、法律は完全に取り消される可能性があります。

「しかし、多くの人が言うように、私たちは自分の国を他の国に売るつもりはありません。これは、経済を後押しする数多くのアイデアの1つです。より多くの投資家が必要な場合は、彼らを引き付ける方法を見つけなければなりません。」とアヌポン氏は述べます。

一方、政治活動家のスリースワン氏は11月3日、最高行政裁判所に文書を提出し、2022年10月25日のタイ内閣の提案を受けて、外国の土地所有権に関する省令を取り消し、この承認に関するプロセスを遅らせるよう求めました。

同氏は、この土地取得に関する内閣の承認は、タイの人々が決定に参加することを許可していないため、違憲であると述べています。

ちなみにこの外国人土地取得法案は、2003年に当時のタクシン政権が立案したものでした。

結局いろいろ取り決めしていても、現場で法律が守られない以上、「居住用で使用」という文言すら形骸化されることでしょう。
敢えて言おう「カス」であると!(違うか)

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