警察の警告にも関わらず…。カンボジアで中国人から奴隷労役されていたタイ人65名が強制送還。

カンボジアで中国が資金提供するコールセンター詐欺のために働いていたとされる64人のタイ国民が9月28日、カンボジア当局によってタイに強制送還されました。

39人の男性と26人の女性は、サケーオ県のアランヤプラテート地区にあるバーンクローンルックの入国審査所を通り送り返されました。

彼らは全員、中国人が集中しているシアヌークビルで、オンラインギャンブルに関係するコールセンター詐欺を行っており、その取り締まりの中で、カンボジア警察によって逮捕されました。

彼らの多くは、タイの平均以上の月収である2万から3万バーツを約束されていて、カンボジアで働くよう勧誘されてここに連れてこられました。

強制送還された1人は、オンラインギャンブルの管理者として、タイの人々を勧誘する役目をしていたと述べ、そこで約3か月働いたがまだ報酬はもらっていないと証言していました。

タイ当局は、カンボジアでの高給な求人に対し、細心の注意を払うよう繰り返し警告しています。
それにもかかわらず、人々は高額な報酬の誘惑に負け、ホイホイついていってしまうようです。
アラブでも韓国でもそうですが、「海外でいい仕事がある」と声をかける人がいたら、すぐにスマホなどからその人のあらゆる連絡先をブロックしてください。

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