「ロビンフット」と「Grab」、正式に配車サービスが可能に。それでも火種は消えない?!

タイのフードデリバリーで確固たる地位を築いている「ロビンフット」と「Grab」が、タクシーとバイクタクシー配車サービスを運営することに対し、タイの陸運局 (LTD) は承認しました。

両事業者は配車サービスの運用計画を15日以内に同省に提出する必要があり、サービスを提供するために使用される自家用車は公共交通機関の車両として再登録する必要があります。
運転手は公共交通機関の運転免許証を申請し、犯罪歴の確認等が必要となります。

ドライバーには固定の駐車場所があり、サービスは予約アプリケーションを介してのみ提供されます。

タイの従来のタクシーやバイクタクシーの運転手は、このようなアプリベースの配車サービスに強く反対しており、特に自家用車をそのまま流用し、届け出費用などがかからないため運賃が安くなると主張しています。

ただし、ほとんどの乗客は、アプリベースの配車サービスの方が信頼性が高く、料金が固定されているため、より満足しているようです。

従来のタクシーやバイクタクシー業者を、市民や観光客が使いたがらない理由を当事者は分かっていないようですね。
ぼったくり運賃や、観光地と結託して、ぼったくり入場料や食事代などをせしめてきた悪徳ぶりが、全ての人に浸透しているから、料金体系のしっかりしているアプリサービスに人が流れているのです。
アプリサービスが安いからではありません。

そして一度失った信用を取り戻すのは、並大抵の努力では成し得ません。

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