タイで急速に普及した「ネット決済」。そのシステムを悪用し食い逃げ! その手口とは…。

どこまでも人を欺こうとする人はいるようです。

ノンタブリーにある焼肉レストラン「ブッチャーボーイ」のオーナーであるソムヌークさん(37歳)は、6月10日にあった出来事について地元メディアに相談行きました。

この日、3人(女性2人と男性1人)客がバイクに乗って到着し、2,080バーツ分の食事をしました。
その後、会計をすることになり、その客らはネットバンキングでの支払いを希望しました。

しかし客は急に立ち上がりトイレに行ってくると言い残し、席を立ちました。

しばらくして、先ほど提示された振込口座に支払いを済ませたと「支払い完了画面」を持って現れました。
そしてそそくさと店を出て行ったそうです。

その後、店側が支払いをチェックしたところ、この「支払い完了画面」が偽物であることが判明しました。
もちろん、店側の口座には1バーツも振り込みがなされていませんでした。

オーナーは、警察に通報し、支払いが行われていないことを確認した銀行にも連絡しました。

タイでは、一本10バーツで売られている串焼き屋台でもオンラインでの支払いができるほど、ネット決済が進んでいます。
しかし、今回のような明らかに人をだますために、偽の支払い証明まで作るとは、性根が腐りきっているとしか思えません。
コロナとインフレで多くの人が難儀している今、金額の大小ではなく人を欺いてお金を騙しとろうとする人間は、絶対に許せないですね。

 

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