スシロー社長インタビュー! 今年はあと何店舗出店? エンポリの窓側の席予約可能? みなさんの疑問にズバリ回答。 

4月6日にタイ日本人街の中心地プロンポンエリアにオープンしましたスシロー「エンポリアム店」(4階)。

昨年3月31日にオープンしてから一周年を迎えたスシロー・タイランド。
今回も、スシローGHタイランド代表の吉田社長に、今後の展望などをインタビューして参りましたので、お伝えいたします。

一周年を記念して、本誌でもお花を出させて頂きました。

【インタビュー】
編:通算8号店目となるエンポリアム支店、いよいよオープンです。
吉田社長、先ずはおめでとうございます!

社長:「ありがとうございます」

編:昨年3月31日セントラルワールドに旗艦店をオープンして以来、丸一年が過ぎました。
スシロータイランド2年目の第一弾として、万を持したかのように、この在タイ日本人街の中心地とも言えるエンポリアムに店舗を構えたわけですが、心境のほどいかがでしょうか。

社長:「ようやくスクンビットに店舗を構えることができたので、本当にありがたいと思っています」

編:この出店は大分前からきまっていたものなのでしょうか。

社長:「そうですね、セントラルワールドに1号店を出してから、その近くに店舗を出すことがなかったのですが、それはちょうどその一年後に、このスクンビットに出店するというストーリーを描いていたためでした」

編:「一年後を見据えた今回の出店だったのですね。」

社長:「そうです、そうです。」

編:ちなみにこのエンポリアム店には、他の店舗とは異なる特徴があると伺っていますが…。

社長:「窓側のお席が非常に開けていて、公園の緑とスクンビットを見渡せしながら優雅にお寿司を堪能して頂ける仕様となっています」

ちょっと写真は失敗気味でした。もうしわけありません…。

編:いやあ、これは確かに素晴らしい景色ですね。
スカイビューシートとでもいいましょうか。
バンコクの街が一望できるだけではなく、都会のど真ん中で緑が見られる。
これは癒されますね。
この席は予約できるのでしょうか

社長:「今のところ席を指定しての予約ができるということは考えていないのですが、そういうご要望が多ければゆくゆくは考えて行きたいなと思っています」

編:おそらく、記念日などに利用したい方はいらっしゃるかと思いますので、柔軟にご検討頂ければ消費者の方も喜ぶかと思います。
さて、昨年からのすさまじい出店ペースを続けるスシローさんですが、今年はあとどのくらい出店を予定しているのでしょうか。

社長:「我々、年間6店舗を計画しておりますので、ここからさらに6店舗くらいを今年中にオープンできそうかなという計画でいます」

編:それはすごい! ここから6店舗なんでしょうか。

社長:「期の始まりが10月からなので、そこからの6店舗をカウントしているという状況です」

編:そうなりますと、2022年と言う区切りで考えますと、年内で9店舗出店するということですか?

社長:「そうですね」

編:それは驚きでしかないですね~。
ちなみに次の質問ですが、日系で言うと今年の9月にドンキさんがシーラチャに出店を予定しているとのニュースをキャッチしたのですが、そろそろ地方での展開は年内にあり得そうでしょうか。

社長「年内には難しいのですが、今調査を開始している状況ですので、2023年の早いタイミングでは出せるようにはしたいなと思っています」

編:となりますと、この後の6店舗というはバンコク都内で6店舗を立ち上げるということなのでしょうか。

社長「バンコクとその近郊にあと6店舗の予定ですね」

編:ほお、それはすごいですね~。バンコクとその近郊に14店舗近くできるということですよね!
ただ、バンコク以外にお住いの日本人の方には、来年以降までお預けということになりますかね。

社長「そうですね、早めにいい場所を見つけて出店できればいいなと思っています」

編:ちなみに社長の方では、ニ年目だからこそ今年中に何か実現させたいもの、企画であるとか、何かお考えはありますでしょうか?

社長「地方出店のベースとなるような動きは頑張っていきたいなと思っています。また、これまで持ってこれていないネタなど日本から持ってこれるようにし、お客様を飽きさせないようにしたいともっています」

編:確かに日本のクォリティを保ちつつ、お客様を飽きさせないというのは、一言でいうよりもずっと難しい企業努力ですよね。

編:これは日本側のサイトを最近拝見したのですが、オリジナルキャラクターの抱っこ寿司の形をしたお寿司を販売するというのがありまして、これはどうもエイプリルフールのネタだったようなのですが、それでも実際に商品化されたら相当お子様連れにウケると思うのですが、実現いかがでしょうか。

社長:「我々美味しいお寿司を提供するというのが一番の使命ではありますが、今後お子様とご家族が楽しめるような企画を実現出来たらいいなとは思っています。」

編:タイには、カービングという文化があるので、ああいうの得意なんじゃないかと思っていますので是非。

編:話はガラッと変わるのですが、先日うちのインタビュアーとしても活躍してもらっているアキのyoutubeチャンネルで、御社のスタッフに打ち合わせなしの突撃インタビューを行ったのですが、ご覧になっていただけましたでしょうか。

社長:「拝見しました」

編:入って一ヶ月程度のスタッフが、きちんと自分の意見長々と述べられていて、チャンネル内のコメントでも「スシローの社員教育がすごい!」という感想を持っている人がいたくらいです。
何か社員教育で特別、気をつけているようなことはあるのでしょうか。

社長:「いい意味で日本式を採用していて、モチベーションの高いスタッフには昇給やポジションアップなど、積極的に行えるようなシステムを取り入れています」
「ただ、基本的にはスタッフに恵まれているなと思っています」

編:基本的にはタイ人がタイ人を教えるというような方式なのでしょうか。

社長:「そうですね。もう一年たちましたし、タイ人のエリアマネージャーもしっかり育っているので、日本人も少しは関わっていますが、基本的にはタイ人がタイ人を育てているというシステムでやっています」

編:タイでは日本人の駐在員が、直接指導してなかなかうまくいかないというような話しをよく聞きますが、スシローではタイ人がタイ人を教える方式なんですね。

社長:「エリアマネージャーやショップマネージャーには日本人が技術や教育面など伝授していきますが、その先は基本的にはタイ人同士で行っていますね」

編:なるほど。
そういったスシロー独自の社員教育がもっとタイ社会に浸透するとよいですね。
そしてさらなる快進撃を繰り広げていただいて、タイ人の雇用にも還元していただきたいところですね。

今回もいろいろためになるお話し、ありがとうございました。
それでは、最後に一言。

社長:「一号店オープンから一年がたち、ようやくスクンビットエリアにも出店することができました。4月6日からエンポリアム店オープンいたしますので、みなさん是非来て頂けるとありがたいです。よろしくお願いします」

スシローGH タイランド代表の吉田社長でした。
ありがとうございました。

タイのアイドル「SORA SORA」(ソラソラ)とも記念撮影して頂きました。

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