タイの「金」相場に注意喚起。急落する可能性4つのファクター

タイの「金」研究センターは、現在多くの投資家が金の価格が上昇し続けるだろうと予測していますが、タイの金の価格に影響を与える4つの要因に注意する必要があると述べています。

一つ目は、15日と16日の米連邦準備制度理事会の会合で、米国のインフレを阻止するために金利を4分の1引き上げる可能性があると言われている件です。

二つ目は、ロシアとウクライナの間の和平交渉であり、進展の兆しは見られません。

三つ目は、香港でのオミクロンCOVID-19感染のBA.2.2株の流行であり、過去7日間で人口100万人あたり平均30人の死者を出しました。

四つ目は、ニューヨークとフィラデルフィアで実施された連邦政府の調査による2月の生産価格指数、産業部門の生産、中古住宅ユニットの販売など、米国の主要な経済指標です。

研究センターはまた、3月14日から18日までの金価格の動向に関するアンケートを取りました。
アンケート結果では、14人の金市場の専門家と378人の金投資家からの回答に基づいています。

専門家グループの29%は、金価格が今週上昇すると予測し、21%は価格が下落すると考えており、50%は価格が先週の水準に近いままであると予測しています。

投資家の回答者の59%は今週も価格が上昇し続けると予想しており、29%は価格が下落すると考えており、残りの12%は先週から価格が変わらないと予想しています。

金トレーダー協会によると、金地金の価格は先週、1バーツ(重量)あたり30,600〜32,100バーツの間で変動し、週末には1バーツ(重量)あたり31,250バーツで終了しています。

なお、ロシアのウクライナ侵攻以前のタイの金相場は、1バーツあたり29,000バーツ前後でした。
そういえば、あの半ズボン姿で大量の金取引をして、トラブっていた日本人は今回儲かったのでしょうかね。

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