ORICON × StayList

【本資本提携のポイント】
１．背景
・オリコンは国内外における新たな分野への取り組みを検討
・StayListは経済成長著しいアジア向けに民泊・バケーションレンタル一括検索サービスを提供
・バケーションレンタルの市場規模は2027年に1139億ドルまで拡大し、
　アジアは世界最大のシェアとなる可能性が予想されている ※3

２．持分法適用関連会社となる会社の概要
名称： 株式会社StayList
所在地： 東京都渋谷区恵比寿西1-33-6
代表者： 代表取締役CEO　本間 陽介
事業内容： 民泊・バケーションレンタルの一括検索サービス
資本金： 6,540万円（資本準備金を含む）　＊2021年９月30日現在
設立年月日： 2018年10月３日
URL： https://stay-list.com/ja/company/

３．取得株式数
3,000株（議決権所有割合：35.29％）

※1 バケーションレンタル
…個人が所有する貸別荘などを宿泊施設としてレンタルするサービス。一棟貸の高級ヴィラやファミリー向け、
長期滞在者向けなど様々なタイプがあり、多くの人数で宿泊することでリーズナブルに利用することも可能。
※2 メタサーチ…複数のサーチエンジンやデータベースを一括して横断的に検索するサービス
※3 Vacation Rental Market Size, Share & Trends Analysis Report, Grand View Research, Inc. (2020)
 

• 資本提携の背景

＜新分野を目指すオリコンがアジアNo.1を目指すメタサーチと資本提携＞
オリコンはこれまで、ニュースコンテンツの提供やWebサイトの制作・運営、エンタテインメント関連データを活用したサービスの提供、スマートフォン・PC向け音楽・書籍配信サービスなど、ランキングに限定されることなく、さまざまな領域にブランド価値を広げてまいりました。

国内だけのビジネスに固執せず、新たな分野への取り組みを検討するなかで、「アジアNo.1の民泊検索プラットフォームをつくること」をミッションに掲げ、民泊・バケーションレンタル一括検索サービスを提供するスタートアップ企業の株式会社StayListに注目。アジアでの市場拡大とブランディングにおいて戦略の方向性が合致し、相乗効果を期待して今回の資本提携に至りました。

＜アジアを中心に拡大するバケーションレンタルの市場規模＞
コロナ禍において宿泊市場は大打撃を受けましたが、非接触のニーズから「貸別荘」に注目が集まっています。実際、バケーションレンタルの市場は2018年から2021年にかけて拡大しており、世界的な市場規模は2019年の871億ドルから2027年に1139億ドルになるという試算があります。その中でもアジアはここ数年で多くのローカルサービスが立ち上がっており、2027年までに世界最大のシェアになると予想されています。
 

StayList_イメージ画像

• 「StayList」について

「StayList」は、大手民泊サイト・宿泊予約サイトに掲載されている世界中の民泊・バケーションレンタルを一括で検索できるサービスです。
https://stay-list.com/ja/

＜アジア人旅行者向けに特化＞
東アジア・東南アジアの旅行者向けに特化しており、アジアのローカルの民泊サービスとも連携し、アジアの民泊在庫を多く保有。また、エリアごとの魅力発信のほか、民泊・バケーションレンタルに関する基礎情報や魅力に関するコンテンツも搭載しています。

＜8言語に対応し、7割以上が海外ユーザー＞
現在は日本語・英語・韓国語・中国語（繁体字）・マレー語・インドネシア語・ベトナム語・タイ語の計8言語※4に対応。マレーシア・インドネシア・ベトナム・タイなど、東南アジアの利用者に多く利用されており、ユーザーの7割以上は海外の利用者となっています。
※4 2022年3月時点
 

• オリコン株式会社　会社概要

オリコンは長きにわたり、社名に込めた“絶対的な信頼”“消費者本位”を守り、音楽ランキングや顧客満足度調査など、正確なランキング情報を提供し続けてきました。現在はランキングに限定されることなく、さまざまな事業領域にサービスを提供しております。

所在地： 〒106-0032　東京都港区六本木６-８-10 STEP六本木西3F
代表者： 代表取締役社長　小池 恒
事業内容： 顧客満足度（CS）調査事業、ニュース配信・PV事業、データサービス事業、モバイル事業
資本金： 10億9,245万円
設立： 1999年10月１日
URL： https://www.oricon.jp/