タイ交通事故死者数、昨年より大幅増加。しかし実際は報告以上の数値だと言う。そのからくりとは…。

タイの地元メディアは、世界で最も危険なタイの道路での最新の死者数を発表しました。

しかしこれらは、交通事故の「現場」で亡くなった人数に過ぎないと警告しています。
病院に行く途中で、または病院で亡くなった人々がカウントされておらず、実際はこれよりもはるかに悪化した数値になります。

1月1日以降の死者数は、743名です。

昨年の同時期では685名であり、19日間で58名の増加となっています。

近年の総計では、事故現場で約14,000人の死者が記録されています。
しかし実際交通事故が原因で亡くなった人の数は、合計は25,000人の登ると考えられています。
そして、それらの死者数の80%はバイクでの事故となっています。

ヘルメットの不着用と飲酒運転が、主な原因として挙げられています。

またタイの地元メディアでは、警察官による適切な法執行の欠如、不十分な運転手の訓練、そしてこの問題に対する政府の口先だけの政策が要因として挙げられていると辛辣なコメントで締めくくっています。

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