タイの「デルタプラス」変異種は、英国で大繁殖しているものとは別種だと主張。

10月26日医学部長官のスパキット博士は、タイで最初に発見されたCOVID-19「デルタプラス」変異種の症例は、AY.1変異体であり、現在英国で蔓延しているAY.4.2株とは異なることを明らかにしました。

9月にアユタヤ県からカンペーンペット県の仮設病院に到着した男性で1件のデルタプラス(AY.1)に感染したケースを発見し、同じく9月に18件のアルファプラスの感染ケースが発見され、そのうち2件はチェンマイの刑務所で、16件がチャンタブリーとトラートで発見されたことを明らかにしました。 

4人のタイ人と12人のカンボジア人を含む16件のアルファプラスの感染ケースはすべて、カンボジアに隣接する2つの東部の県のリュウガン果樹園の労働者でした。

デルタプラスの最初の症例に関して、スパキット博士は、患者は退院したものの、保健当局は、検査のために患者と密接に接触した人々から体液サンプルを採取する必要があると述べています。

一方、公衆衛生副大臣のサティット氏は、公衆衛生省が透明性を保ち、デルタプラス感染者に関連する情報を隠蔽していないことを国民に保証しました。
彼は、新しい突然変異種について慌てないように人々に訴えています。

コロナウイルスの変異は正常であると彼は言い、最も重要なのは、新しい変異体または亜変異体がより重篤な症状を引き起こすか、より感染しやすいかどうかであると付け加えています。

情報の隠ぺいを敢えて否定しなければならないというのは、逆に言えば、そのような不信感を国民に抱かれているという裏返しでもあります。
いずれにせよ、世界から人が押し寄せれば、そのような変異種も流入してくるのは時間の問題でしょう。
人が陰性でも、カバンや衣服、その他に付着してくる可能性すらあります。
まだまだ多くの不安を抱えながら、生活していく必要があるようです。

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