バンコクから国内観光客が、パタヤなどの観光地に殺到!重要なのは順序。

9月24日の「マヒドーンの日」を公式の休日として承認し、今週末は9月24日から9月26日まで3日間となっています。
9月に入り、移動の制限が緩和され、何千人もの国内観光客がチョンブリーのパタヤとラン島に集まり賑わいを見せています。

今週末、パタヤ市のバリハイ桟橋にある目的地の島、ラーン島へのフェリー乗り場に、バンコク方面から来た多くの国内の外国人とタイ人の観光客が殺到しました。

海洋局のバリハイ桟橋関係者によると、24日から約5千人から7千人もの観光客がバリハイ桟橋とラーン島を訪れたと言います。

ちなみにバリハイ桟橋からラン島に迎う定期船では、島を訪れる前に、温度チェックや身分証明書またはパスポートの提示など、Covid-19対策が講じられています。
乗船の際は、救命胴衣とマスクを着用する必要があります。

さらにパタヤ市内のターミナル21やセントラルフェスティバルなどの主要な大型ショッピングモールでは、人の往来が大幅に増加しており、シーフード、ムーガタ、寿司など、タイの観光客に人気のあるレストランでは、長蛇の列と満員となっている時間帯もありました。 

またパタヤの人気の観光スポットもすでに復活しています。
スリーマーメイドやチョコレートファクトリーなどの「インスタ映え」スポットもリニューアルオープンしており、観光客が大挙して訪れたため車の列が長蛇のように連なる光景をみにしました。

パタヤで今一番アツいスタ映えスポット!~3マーメイズ

またファミリーで楽しめる「ノーンヌット・ガーデンズ」や「カオキアオ・オープン動物園」などもバンコクからの観光客で、安定したレベルの訪問客を得ています。

しかし、パタヤは夜間外出禁止令の下にあり、バーやクラブなどの娯楽施設やナイトライフ施設は政府の命令により閉鎖されたままです。
だたそれは、多くのタイ国内の観光客にとって影響がないように見えます。

パタヤは今後数か月にわたってタイ国内の観光客を引き付け続けることを望んでおり、CCSAの承認が必要となりますが、すでに複数のイベントを計画しています。

このように何も急いで海外から外国人観光客を受け入れる必要などないのです。
ワクチン接種を同時にすすめつつ、国内観光客を開始させ、徐々に新型コロナを封じ込めてから、外国人観光客を呼ぶ、これが普通に何の違和感なく受け入れられる方法手順かと思います。
国内観光が復活する前に、海外から人を呼んでも来たがる人がどれだけいるというのでしょうか。
またお店も復活させ、オペレーションを回して行かなければ、そこにお金は落ちて行きません。
観光地にもリハビリが必要なわけです。
それを利権やメンツにとらわれ過ぎて、10月1日から外国人を呼び寄せようなどという観光庁の思惑は、いくらざっくりなタイとは言え、流石に無理があり過ぎました。
手順を間違えると、またあのひどい生活に逆戻りするだけだと多くの人が感じている証拠だと思います。

重要なのは開始日ではありません、順序なのです。

 

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