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マレーシアの美しすぎるトランスジェンダーについての続報です。
- 2021/9/22
- 事件(タイローカル)
反響のあった母国のマレーシアから身柄を引き渡すよう求められている美しすぎるトランスジェンダーについての続報です。
トランスジェンダーの起業家、ムハンマド・サジャド・カマルズ・ザマンが政治亡命をしようとしているというメディアの問いかけに、タイ警察は回答を拒否しました。
ザマンさん(36歳)は、9月8日、バンコクのヤナワー地区にあるコンドミニアムで、マレーシア人からの情報提供を受けた後、入国管理局の国境を越えた犯罪者および不法移民センター(CTIC)の職員によって、男性と女性とともに逮捕されました。
彼女は不法入国を含む移民関連の犯罪で起訴され、約66,000バーツ(約23万円)の保釈金で釈放されました。
ただし、2週間ごとに入国管理局に状況を報告するように指示されました。
しかし、ある筋によると、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、ザマンから難民受け入れの申し出があり、オーストラリアに第三国定住するよう申請されていると言われています。
情報筋によると、入国審査でザマンのパスポートがマレーシア政府によって取り消されたことが明らかになったとき、彼女はUNHCRに難民認定を申請したとのことです。
化粧品の起業家でもある彼女は、イスラム教を棄教すると発表した後、殺害の脅迫を受けたため、マレーシアに戻ることはできないと主張しています。
彼女は、マレーシア当局から、女性に扮したことが国のシャリーア法に違反したとしてセランゴールイスラム宗教局から容疑をかけれらています。
マレーシアは、国のイスラム法廷で裁判に直面するためにザマンさんの身柄引き渡しを求めていると言います。
ザマンさんは、約3年ほど前に女性の服を着たとしてかけれた嫌疑に対し、2021年2月のシャリア裁判所の公聴会に出廷しませんでした。
彼女は、2018年の宗教行事で女性が着用する伝統的なバジュクルンに袖を通したとして非難されています。
有罪の場合には、最高5,000リンギット(約13万円)の罰金、または最高3年間の懲役、もしくはその両方が科せられます。
宗教がらみだけにコメントはしづらいところですが、現代法では政教は分離して考えるのが基本原則かと思います。
棄教すら許されないなんて、もはや…。
海外にいると、本当に生まれの不幸がその人の人生の大半を左右するのだなと痛感させられることがしばしばあります。