アヌティン公衆衛生大臣、ファイザー社とモデルナ社との会談を指示。ワクチン外交ようやく本腰?!

7月18日日曜日、アヌティン公衆衛生大臣によると、最近の感染者と死亡者の急増に対処するために、ファイザーBioNTech社製のCOVID-19ワクチン5000万回分以上と量は不明だがモデルナ社製ワクチンが、タイ政府によって手配される可能性があると発言しています。

アヌティン氏は、タイの食品医薬品局(TFDA)のパイサン事務局長に、TFDAが調達を承認したワクチン、特にmRNAのファイザー車線ワクチンとモデルナ社製ワクチンの製造業者の代表者との会議を手配するよう指示したと言います。

TFDAによって承認されたワクチンブランドには、Sinovac、Sinopharm、AstraZeneca、Moderna、Johnson&Johnson、およびPfizerが含まれます。
タイは現在、最初の3つ(Sinovac、Sinopharm、AstraZeneca)を主流にワクチン接種が行われています。

この動きは、タイで生産されたアストラゼネカの供給が制限され、当初の計画どおり11月まで月に1,000万回投与されるのではなく、タイの企業サイアムバイオサイエンスからの供給が500〜600万回程度に抑えらてしまうと予想されるためです。

タイ政府はすでに2000万回分のファイザーを注文しており、今年の最終四半期に納品が見込まれています。
一方、私立病院では、代替の有料オプションとして500万回分のモデルナ社製ワクチンが調達される予定です。

COVID-19状況管理センター(CCSA)によると、タイはこれまでにアストラゼネカ社製にワクチン接種は820万回分の接種しか進んでおらず、Sinovacの有効性が低いことを示すいくつかの医学的所見にもかかわらず、2月以降タイで投与されている主なワクチンは中国のSinovac社製ワクチンであり、これまでに1,450万回分の接種が行われています。

お尻に火がついた形のタイ政府ですが、果たしてすんなりといきますでしょうか。

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