タイはもうすぐ雨季に入ります。雨季の前にするべき準備とは。

タイはもうすぐ雨季に入ろうとしています。
平年ですと、5月下旬から6月には雨季に入り、連日のように激しい雨が降るといった状態が10月~11月ごろまで続きます。
この時期、地形がなだらかで排水能力の低いタイでは、各所で一時的な洪水や冠水に見舞われることもしばしばです。

バンコク都(BMA)は、雨季の洪水を防ぐために、駅建設現場周辺の排水システムの改善に取り組んでいます。

5月23日日曜日、バンコクのアサウィン知事は、関連部門に首都の排水システムを改善し、水ポンプを準備するために、8つの建設現場のオペレーターを調査して指示するよう求めました。

当局はまた、バンコクの50地区の排水施設の準備状況を確認し、運河の水位を下げ、洪水が発生しやすい地域にはポンプを設置し、効率的な排水を確保するために下水道と運河の掃除(ドブさらい)を行いました。

前述の通り、タイはなだらかな地形のため激しい雨が降った場合、排水が追い付かないといったケースによる洪水に見舞われるケースがしばしば発生するのですが、なだらかな地形のせいだけではなく、排水管にゴミが詰まってしまい水が流れないというケースも多いのです。
従って、定期的に排水管に作業員が入って、ドブさらいをする必要があるのですが…、見ているだけでも大変な仕事です。
大した防護服やマスクもつけずに作業していたりしますので、ホント感謝しかありません。
誰かがやらないと成り立たない状況の中、大した賃金ももらえないのに仕事を請け負ってくれる人がいるだけでも、本当に頭が下がる想いです。

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