現場からは冷静な状況分析が…。プーケット知事「サンドボックス計画」遅れが生じる可能性を示唆

最も鼻息の荒いスポーツ観光大臣のピパット氏とは異なり、現場では冷静な状況判断が行われています。

プーケットにおける7月1日からワクチン接種済みの外国人観光客に対し、強制隔離検疫なしにプーケットへ入国を許可する計画は、毎日の感染数が現在の速度で続きそれが減少する兆候がない場合、実現しないかもしれない、とナローン・ウンシウ知事は警告しています。

7月1日に海外からの観光客に対し島を再開できるように、5月15日までに1日あたりの感染数を1桁に減らすという目標を設定していました。

しかし、毎日の感染数が10〜15件で続く場合、計画は実現しない可能性があります。
これは全員が協力して、毎日の感染数を可能な限り少なくする努力が必要です、とナローン氏は述べています。

県の保健局長は、プーケットの新型コロナの状況は依然として懸念されるべきだと述べています。
地元の検疫に参加しているリスクの高い人々の間では、毎日の感染数が増え続けています。

ただ、新しいクラスターがなければ、毎日の感染数は一桁に減少する可能性もあります。
社会活動の管理が必要です、と同局は付け加えました。

重要なのは、7月1日に行うことではなく、この計画を成功に導き、持続させることにあるかと思います。
そのためには、新型コロナを取り巻く環境を整え、再びロックダウンのような憂き目にならないようにすることだと思います。
どこかの国のオリンピック問題も、開催ありきで話しが進みすぎ、その結果が引き起こすかもしれない問題の深刻さを返り見ていませんが、国のかじ取りをする人はそうであってはいけないのだと思いますが、いかがでしょうか。

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