薬物中毒の息子が、母親(69)をレイプする地獄の生活。薬物が蔓延するタイ社会が生んだ悲劇。

なんとも痛ましい事件です。

タイ警察は、バンコクのコンドミニアムで数年にわたって母親を暴行しレイプしていたとして、麻薬中毒者の息子を逮捕しました。
母親(69歳)の救いの声に、非営利団体Saimai Surviveが動いた形で事件は発覚しました。

被害者は、彼女には2人の息子がいて、夫は10年前に亡くなっていました。
45歳の長男は結婚して家族と同居していましたが、39歳の麻薬中毒者である末っ子は、バンコクのバーンケン地区のコンドミニアムで母親と暮らしていました。

麻薬中毒の息子は働かず、いつも母親にお金を無心していました。
母親がお金を渡すことを拒否した場合、息子は暴力を奮っていました。

母親は警察に苦情を申し立て、息子は何度も更生施設に送られていました。
しかし彼は回復することはなく、リハビリ後は常に薬物を使用していました。

しかも息子は麻薬を使用するたびに、彼女を殴り、首を絞め、レイプしました。
母親は自殺さえ考えていましたが、彼女は息子の健康を心配しており、息子がホームレスになることを望んでいなかったためとりとめたと話しています。

4月24日月曜日、母親は再び息子に襲われました。
母親の顔は腫れていましたが、彼女は翌日仕事に行かなければならなりませんでした。
母親は、彼女の雇用主に悲しい話を打ち明け、その雇用主がSaimai Surviveに連絡を取り事件が明るみにでました。

警察の報告によりますと、息子は薬物使用の上、母親への暴力のすべてを認めました。
彼は自分の行動について母親に謝罪しました。

母親の深い愛がだめ息子を生んだのか、いや薬物が蔓延しているタイ社会が彼のような人物を生んだと信じましょう。

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