【タイ内閣】11月と12月に4連休を作り出す大技

タイは国内旅行を奨励で、観光業の景気回復を目指す。

タイ内閣は、タイ国内旅行を国民に促し観光業への景気を刺激するため、11月19日から22日と12月10日から13日までを4連休とすることを内閣で閣議決定した。

9月22日、プラユット首相と国防大臣が議長を務める内閣会議は、11月19日(木)と11月20日(金)を休日として承認した。そもそもの土日である11月21日から22日を合わせて4連休を作ります。

また12月11日(金)も休日として加え12月10日から13日までを4連休とし、人々が旅行に出て行きやすいように国が後押しをしていきます。

タイ版Go To Travelである「ラオティアオドゥアイカン」が10月で終了を迎える。しかし、既に旅行業界は何度かイベントやフェアを行い、「ラオティアオドゥアイカン」を利用しなくても十分にお得なプロモーションを打ち出し、事前に前売りバウチャーを発行しています。
この連休は、そういったバウチャーを利用する良い機会となるかもしれません。

また外国人観光客が来なくなったため、これまで年々右肩上がりで上がって来たホテルの宿泊料金も今年は見直され、本来の適正な価格(それよりもお得な場合も)に戻ろうとしている節もあり、多くの外国人投資家や観光客が持ち込んだ実態のないマネーが、これまでの10年間、観光業や不動産業を身丈以上に肥え太らされていた感があります。

これは同時に国に多くの犠牲も伴っています。
自然環境破壊やごみ問題、風俗産業に身を委ね、簡単にお金を稼ごうとする輩を多く輩出、今回のウイルス持ち込みなどなど、多くの暗い側面をも生み出しています。

タイは現在、コロナを心配せずひたむきに経済回復へと直面することが可能な数少ない国となっています。
今こそ安心してビジネスを行える国として生まれ変わり、
もう一度、国の在り方を見つめなおす転換期としては、良い機会なのかもしれません。

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