【タイ不動産】出口、出口、出口(その1)~バンコクコンドミニアム物語・藤澤愼二
- 2020/7/24
- タイ不動産

出口、出口、出口(その1)
前回、日本人駐在員が減少を続ける中、賃貸物件の供給過剰を考えると、トンローなどのスクムビットCBDの高額物件を買って、高額家賃が払える日本人駐在員へ賃貸することには、これからはあまりこだわらない方がいいと書きました。
どうしてもある程度まとまった投資金額の、高額な家賃が期待できる物件に投資したいのであれば、セントラルルンピニーやパトゥムワンの高級物件の方がリスクが低いかもしれません。
あのマーケットは、欧米人やタイ人ビジネスマンの賃貸需要が大きく、入居者の対象が広がることで空室リスクを軽減することもできるし、特にタノン・ランスアンやウィタユのフリーホールドであれば、希少価値もあって「出口」リスクも軽減できます。
ところで、もう開示しても構わないと思うのですが、実は2年近く前、某日系デベロッパーがバンコクのコンドミニアム開発に進出するにあたり、そこの海外事業担当役員がバンコクに来た際、私を訪ねてきたことがあります。彼は私の元同僚でもあり、また、今でも飲み友達でもあって気心が知れていることから、私のバンコクの不動産市場に対する率直な考えを聞きたいということでした。
その質問内容は、今度、日本人駐在員が多く住むスクムビットのCBDでラグジュアリーコンドミニアムの開発を手がけることにしたが、私ならどう思うかというものでした。
この続きは藤澤愼二先生のブログでご一読下さい。
(バンコクコンドミニアム物語は下記URLより)
http://bkkcondostory.com/archives/32754632.html
藤澤愼二プロフィール
ドイツ銀行の国際不動産投資ファンド、RREEFのシニア・アセットマネジャーで米国公認会計士などを経た後、現在はバンコクと日本を行き来し、不動産セミナー講師としても活躍する。
著書に「バンコク不動産投資」「続・バンコク不動産投資 実践編」がある。
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